雀球について

 こんにちは。ヤニカス太郎です。

 今日は弥彦のナイター、10レースで1=2=3の3連複で1,800円勝てました。これで今月の収支は−1,000円になったので浮く見込みも出てきました。愉快ですね。

 本題に入ります。皆さんは雀球(じゃんきゅう)という遊びをご存知でしょうか。

 この遊びの概要について、Wikipediaから引用しておきます。

正式名称はじやん球遊技機(「や」が大文字)。アレンジボールと遊技方法が類似するが別の遊技機区分である。一般にはパチンコの1ジャンルとして認識されている。パチンコ玉を手に取ることはできず、メダルを使ってベットすると玉が打てるようになる。玉をはじく方法については、手打ちのものと電動ハンドルのものと両方存在する。

本来の麻雀と違い、使用される牌は索子の2から8を除いたものとなっており、役も四暗刻は完成しやすいため低い点数とされているなど、ベースとなる点数が異なる。

標準的にゲーム開始と共に14発の球が与えられ、打ち出した球の入賞した場所によって配牌が決定、以降は麻雀と同じく不要牌を捨てつつ新たに球を打ち出し、入賞した牌がツモ扱いとなる。(5牌目はリプレイとして再遊技)機種にもよるが3回 - 10回前後その手順を繰り返し、役が完成するか規定の打ち出しを消化しきるとゲームが再スタートされる。 

 

 ようするに、麻雀のツモってくる動作をパチンコの入賞に置き換えたものです。

 今よりも麻雀が娯楽として盛んで、かつパチンコの射幸性がゴリゴリに高くなる前、具体的には1960年〜70年代あたりに一世を風靡した(らしい)雅な遊びです。

 インターネットが発達して、ブログやSNSなんかにアップされる前に廃れてしまったので、あまり情報が出回っていません。

puboo.jp

 ただ根強いファンの方はいて、上に貼ったリンクから買える電子版の「雀牌趣味 第三号」は電子版がたったの50円で、しかもPDFで読めるという大変ありがたい普及活動がされています。

パチンコ・パチスロを規制する

遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則

でもしっかりと規制された、きちんと検定を受ければ「遊技機」としてホールに置いて出玉を景品と交換する、つまりは換金も可能なものとなっています。

保安通信協会の「統計資料」を見ると、令和2(2020)年3月には雀球が1件適合

しているとの記載があり、新型コロナウイルスの影響で大打撃を受けているであろう各ホール、窮地を救う存在になればいいな、なんて思ったりもします。出典のリンクです。

http://www.hotsukyo.or.jp/pdf/monthly.pdf

 

 遊技機の台数については、警察庁の発表した資料を全日遊連がまとめたものがネットで無料で閲覧できます。とっくに全盛期を過ぎた1990年からしかデータがないという欠点はありますが.....。

 近いうちに雀球アレンジボールスマートボールなどの「その他」のくくりに入れられている遊技機についてまとめた本をKindleで出す予定です。こういうニッチな遊びに目がない方は乞うご期待。